欲しいものリストを活用して子どもの金銭管理を身につけよう!

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お子さんにお小遣いをあげる上で心配なのが、その使い道ではないでしょうか。

欲しいものを好きなだけ買ってしまい、月の前半にはお小遣いがなくなってしまうような使い方はして欲しくありません。

でも、子どもには子どもの考え方や望みというものがあります。

そこを親としてしっかりと把握をし、お子さんにお金を使う上で計画性をもつことの大切さを教えてあげましょう。

 

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お小遣いは何に使っているのか

普段、お子さんが何にお小遣いを使っているか知っていますか?

なかなか、お子さんとこういったことを話す機会はないのではないでしょうか。

お小遣いは好きに使わせてあげたいという気持ちもあるかと思います。

しかし、親としてお小遣いを何にどのように使っているかを把握することも必要ではないでしょうか。

まずは、小学生のお小遣いの使い道を見てみましょう。

 

  低学年(8項目中) 中学年(14項目中) 高学年(16項目中)
1位 おかしやジュース(33) ゲームソフトやおもちゃ類(43) ゲームソフトやおもちゃ類(49)
2位 おもちゃなど(32) おかしやジュース(42) おかしやジュース(48)
3位 ゲームをする(32) まんが(33) まんが(48)
4位 ノートやえんぴつなど(27) ノートやえんぴつなど(32) 本や雑誌(39)
5位 家の人へのプレゼント(22) ゲームをする(31) ゲームをする(37)
6位 本や雑誌(17) 家の人へのプレゼント(31) 友達へのプレゼント(35)
7位 まんが(15) 友達へのプレゼント(23) 家の人へのプレゼント(34)
8位 友達へのプレゼント(13) 本や雑誌(21) ノートやえん筆など(32)
9位 休みの日に遊びに行く交通費(6) 友達との食事・おやつ代(28)
10位 DVDやCDのレンタル(6) CD(15)

資料:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(第2回)平成22年度
(注) ( )内は、当該項目の回答者の全体に占める割合、%(小数点以下四捨五入)。

 

いかがですか?

「お菓子」や「おもちゃ」、「漫画」がどの学年でも上位に入ってきていますが、これがダメな使い方だという訳ではありません。

しかし、お菓子やおもちゃなどにお小遣い全てを使うのは良くないことです。

「お小遣いをあげ始めたら、使い方のルールを決めましょう」と前回の記事でお話しました。

お金の使い方、金銭管理を養うことは重要です。ぜひそのことをお子さんに教えてあげましょう。

その時には、お子さんの意見を尊重して、なるべく意向に沿うようにしてあげることが必要です。

 

お小遣い帳の代わりに欲しいものリストを活用しよう!

お小遣いをあげる時に、お小遣い帳をつけるようにお子さんに教えているご家庭もあるでしょう。
とても良いことだと思いますが、継続させるのに苦労をしているのではないでしょうか。

そこで、「欲しいものリスト」を活用してみてはいかがでしょうか。

「欲しいものリスト」とは下図のようなものです。

欲しいものリスト例

  • ほしいもの:月初めに欲しいものや買う必要のあるものを記入していきます。
  • じゅんばん:重要度をを書いていきます(重要度については次章を参照)。
  • かったひ:買い物をした日付を記入します。
  • はいったおかね:お小遣いや貯金を崩した額などを記入します。
  • つかったおかね:支出金額を記入します。
  • のこったおかね:残金を記入します。
  • 1ヶ月ふりかえって:自分の感想などを記入します。
  • 親からのコメント:お子さんへのアドバイスや頑張った点を褒めてあげましょう。
  • 短期的な貯金:残金から短期的な貯金に貯蓄した額を記入します。
  • 長期的な貯金:残金から長期的な貯金に貯蓄した額を記入します。

欲しいものリスト(欲しいものリストのエクセルファイルをダウンロードします)
※短期的な貯金、長期的な貯金についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

普通のお小遣い帳では、使った分を記入していくだけですが、欲しいモノを書き出しておくことでそれを目標にすることができます。

また、購入した日には達成感が生まれます。

こうすることでお子さんも楽しみながらお金の管理ができるようになるでしょう。

また、リストに書いたモノ以外で買い物をした場合には、リストの余りにお小遣い帳と同様に支出を書いておきましょう(リストの「じゅんばん」欄のEが該当しており、次章で示すA~Dに該当しない場合です)。

現在お使いのお小遣い帳がある場合には、次章で示す図を作成し、それをお小遣い帳に貼り付け、達成したらチェックなどをつけてもいいと思います。

お金を計画的に使い、欲しいモノを手に入れる楽しみや高いモノを買う時には貯金が必要なこと、これらすべてを「欲しいものリスト」によって学ぶことができます。

 

欲しいものリストの考え方

では、「欲しいものリスト」を作成する前に、「欲しいものマトリックス」を作成してみましょう。

欲しいものマトリックス

マトリックス図のように「重要度」と「欲しい度」を軸にとり、それに沿って欲しいモノを書き出します。

AやBに分けられる重要度の高いモノには学校で必要なものなどが入るでしょう。
CやDに分けられるお菓子や漫画などは重要度が低くなりますが、子どもにとっては欲しい度が高くなるでしょう。

ここで一つの約束事として「重要度」、「欲しい度」が一番高いモノに「貯金」の項目をいれましょう。

欲しいものとはニュアンスが違いますが、将来的に必要なもの得る手段の一つになるものなので、これが優先順位としては一番高くなります(参考としてこちらの記事)。

そして、A→B→C→Dの順番で優先順位を付けていきます。

優先順位をつける上で考慮する点としては、AやBグループの中でも緊急性の高いものは何かなどを掘り起こしていきます。

例えば、「ノートやえんぴつは買わなければなくなってしまうけど、ふで箱はまだ壊れていないからお金が貯まってから買おう」などとAやBの中でも買うものを選定していきましょう。

ただ欲しいから買うのではなく、「なぜ必要なのか」「本当に必要なのか」をしっかりと考えることをお子さんには説明をしてあげましょう。

このように図にすることで、お金の使い道が明確になります。

ぜひ、お子さんと一緒にマトリックス図を書き出してみてください。
そして、これを基にして最終的なお金の使い道をお子さんと話し合いしましょう。

お金をどのように使うべきかの計画性を身に付けることが重要です。

子どもとしては、欲しいモノを優先させてしまいがちですが、重要度の高いモノを買わなければ自分が困るということを教えてあげましょう。

 

まとめ

「欲しいものリスト」についての記事、いかがだったでしょうか。

何よりも大切なことは、お金を使う上で優先順位をつけて、計画的に使ったり、貯めたりすることです。

ここで言う重要度の高いモノ(学校で必要なもの)とは、大人で言えば家賃や光熱費といったものになってきます。

生活費を使い込んでしまって、生活が苦しい、挙句の果てには借金をしてしまう人も珍しくありません。

そんな大人になってしまわないためにも、お子さんが小さいうちからしっかりとマネマネを教え、お金の使い方や管理の方法を身に付けさせてあげましょう。

その一つとして「欲しいものリスト」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この「欲しいものリスト」とは、お小遣いをもらったらその使い道をリストにして、お金の使い道を見える化させたものです。

目に見える形にすることにより、お子さんでもわかりやすく計画を立てることができるようになるでしょう。

 

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