ビジネスの種を見つける方法

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ビジネスの本質であり、目的とは「利益を生み出すこと」であると、以前こちらの記事で説明をしました。

「起業する=ビジネスを始める」ことなので、利益を生み出さなければなりません。

利益を生み出すための手段である「顧客満足」は、この社会に存在するニーズや課題に対しての解決策を形にすることで得ることができます。

今回は、ビジネスの種となるニーズや課題の見つけ方について説明します。

 

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ビジネスの業種を決める

どの業種や分野で起業をするのかを決める必要があります。

 IT関係で起業したい、飲食店を経営したいなど、あなたがビジネスとして展開をしたいことを考えましょう。

その際、参考にすべき事柄は下記の通りです。

  • 自分自身がこれまで携わった仕事
  • 知識や経験が豊富にあり得意な分野
  • 自分の好きなことや趣味
  • 周りの人が関心、興味を持っていること
  • 話題になっているもの
  • 市場規模が大きいビジネス
  • 成長性のあるビジネス
  • 競合他社の少ないビジネス

一番の取っ掛かりとなるのは、あなた自身がこれまでに経験してきたことを中心に考えることです。

その次に、社会が興味を持ち、話題になっているような分野です。

しかし、すでにビジネスが存在している可能性が高いため、市場規模の大きさや成長性などを考慮することが望ましいです。

市場規模とは、特定の分野での経済活動の大きさを指しています。

その指標となるのが、業界の売上です。

最も簡単な調べ方は、各省庁や各業界団体、民間調査会社が発表しているので、そのデータを確認しましょう。

業界名と市場規模で検索することができます。

参考のために可視化サイトである「visualizing.info」の「市場規模マップ」を紹介します。

このサイトによると、1000億円未満が92市場、1000億円から1兆円未満が105市場、1兆円以上が58市場の合計255の市場が日本にはあるそうです。

市場規模が大きいということは、それだけニーズがあるとともに、競合他社も多く存在しています。

その場合は、業界内を更に細分化し、ニッチな部分を狙うことで、ビジネスにつなげることができます。

例えば、後ほど紹介をする「QBハウス」の業界は理美容業界です。

2015年の市場規模は、前年と比較して微減はしていますが、2兆円を超えています。

その中で、埋もれていたニーズを引っ張り出すことで成功を収めています。

業界を決めることと、次章で説明をするニーズを考えることは前後する場合もあります。

どちらが先ということはありません。

むしろ、見つけたニーズから自然と業界が決まる場合が多いでしょう。

 

ニーズを掘り起こす

ニーズや課題を見付けることで、解決方法をビジネスに出来ます。

つまり、世の中にあるビジネスは問題解決により収益を得ています。

ニーズや課題を見つけるにあたり、2通りの考え方が存在します。

 

自分のニーズや課題を解決

自分自身が持っているニーズや課題というのは、同じように悩んでいたり、解決したいと考えている人がいます。

下記の項目を参考に、自分が持つニーズや課題を見つけましょう。

  • 自分が欲しい商品やサービス
  • 自分が不満に思っていること
  • 自分が困っていること
  • 自分が悩んでいること

あなたの持つニーズや課題を解決することで、ビジネスに転換できます。

身近な例としては、「QBハウス」です。

駅の構内などにあり、10分という短時間と1000円という低価格で散髪のみのサービスを行う理容室です。

創業者である小西國義氏は、理美容師ではなく、業界ではまったくの素人でした。

小西氏が行きつけの理容室を利用している時に、ほうきやタオルを取りに行く時間を無駄な時間と捉え、このコストも自分が払っているのかと考えたことがきっかけだそうです。

また、理美容店では、予約をしない限りいつ始まり、いつ終わりのかがわかりません。

子供と遊ぶ約束をしていても、店が混んでいて約束の時間に帰れない事もあり、不満に思っていたそうです。

だからこそ、理美容室にある無駄を省き、「髪を切る」ことだけに特化させる事により、短時間、低価格を実現しました。

また、会計で端数が出ない1000円という金額や会計の手間を無くす券売機、待ち時間の目安を色で示すアンドンなどを取り入れています。

髪を切るのに数千円払いたくない、早く終わらせたい、待ち時間を知りたいと思うニーズは、元々、小西氏の不満から生まれたものです。

このニーズと同じような不満を持つ、多くの男性客を中心に顧客を得ることができ、ビジネスが成功したのです。

 

社会のニーズや課題を解決

家族や友人、知人を始め、周りの人や世間が持つニーズや課題は、それだけ需要がある可能性が高いです。

下記の項目を参考に、周りの人が持つニーズや課題を見つけましょう。

  • 周りの人が悩んでいること
  • 周りの人が不満に思っていること
  • 周りの人が困っていること
  • 世間的に当たり前にしていることで改善できること

これらのニーズや課題を解決することで、ビジネスに転換できます。

身近な例としては「ジョンソン株式会社」の「カビキラー」が挙げられます。

発売から30年以上経過しているにも関わらず、売上1位を堅持しているロングセラー品です。

この商品を開発するきっかけは、主婦が困っていた「風呂にできる黒いシミ」を綺麗にとるにはどうすればいいのかという課題からです。

当時は、「黒いシミ」がカビだとは周知しておらず、洗剤で擦り洗いをしている主婦が多くいました。

しかし、カビは洗剤で擦り洗いしても、簡単には落ちません。

そこで、「黒いシミ」を綺麗に落とす解決策として誕生したのが「カビキラー」です。

多くの主婦が持つ悩みに対して、原因と解決策を提示し、スプレーするだけでカビを落とせる手軽さにより、課題を満たすことに成功しています。

 

自分もしくは、社会的なニーズや課題を見つけ、それをいかに解決するかを考えましょう。

また、普段何気なく行動していることで、無駄なことや、手間のかかることなどからアプローチすることも可能です。

 

ビジネスの種を見つける時に邪魔するフィルター

ビジネスの種を見つける上で、自身のフィルターにより、検討もせずに諦めてしまわないようにすることが大切です。

このフィルターはとてもやっかいなもので、無意識のうちに出てきてしまいます。

「経験がないから」、「その業界にはツテがないから」、「お金がないから」など、様々な理由により可能性を否定してしまいます。

例に出した、QBハウスの小西氏も理美容業界の素人であり、業界の抵抗、行政の規制など、数多くの障害があったそうです。

しかし、出口は必ず見つかると信じ、それらを突破するにはどうしたらいいかを常に考え、成功を収めています。

つまり、実現性よりも、まずはあなたが考えたビジネスの種の「価値」「社会への貢献度」が重要です。

自由な発想を持ち、「この問題を解決したいんだ」という情熱を持って取り組めることを見つけましょう。

 

まとめ 

今回は、起業する上で必要なビジネスの種を見つける方法をまとめました。

自分もしくは、周りの人が持っているニーズや課題から、どのような分野でビジネスを行っていくかを検討しましょう。

その際、あなたの持つフィルターにより、すぐに諦めてしまうようなことでは、起業を成功させることはできません。

情熱を持ち、成功に向けて前進できるような種を見つけてください。

あなたが考えたビジネスの種が芽を出すかは、次の段階であるビジネスアイディア次第です。

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